京都府NPOパートナーシップ・センターにて、カルティベーション・パートナーズがH23国民文化祭で実施した和束での取り組みについて話をうかがった。アーティストの個性と地元お茶農家の慣習とが時にはぶつかり、時には進まずといった状況を乗り越えて、結果として形を残しているというのが素晴らしいと感じた。具体的には、使われなくなったガラス温室ハウスを作品の展示場にしたり、芸術家の感性を活かした町のガイドブックなど、後々までも地域にとって有益な物や情報、そして何より人が育まれている。
今年、若手芸術家支援をしているカルティベーション・パートナーズと、古民家再生をしているクリエーターズ・ジャパンと連携して、和束を舞台にアーティスト・レジデンスを構築していきたいと考えている。そして、ゆくゆくは芸術村創出プロジェクトへと発展させていきたい。
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