結婚記念祝賀会in今西家

7月７日、七夕の夜、戦国時代から武家屋敷として現存する街並みが残る今井町において、維新政治塾の友人の結婚記念祝賀会を開催させて頂いた。

集まったメンバーは、場の提供者を含め１２名。それぞれ世代も職業も異なる多種多様な者が、単純にお祝いしたいという想いだけで集まった。この今西家で行われた小さな奇跡に感動した。人間は根っこではつながれるのだと。

もちろん、単純に奈良県今井町に集まったわけではない。祝賀会が一段落した後は、今井町の活性化に向けたブレーンストーミング。IT、医療、介護、農業、DJ、ダンサー、広報誌、ウエディング・プランナーなどなど多方面からの様々なアイデア。もちろん、結論はでるはずもないが、今西家当主の熱い想いに応えるため真剣に話し合った。

個人的にはウエディングを推している。今井町の最大の売りは、「おもてなし」にあるという。そうであるなら、今までの結婚式の概念を超えて、町ぐるみでお祝いするというコンセプトはどうか。

また、近くには橿原神宮もあり、今井町内にはいくらでも撮影スポットがある。もっとも、橿原神宮での挙式数は年々義減少しているらしいが、何も日本の新婚世代だけをターゲットにする必要はなく、海外からのインバウンドや結婚式をあげていない夫婦の想い出として招いてもいい。

いくらでも工夫すべき点や改善点はあると思うが、何もしなければ何もかわらない。まずは、この町を好きになるきっかけづくりから、決してビジネスではない。今井町のもともと有する価値とこれまで表に出てきていない「おもてなし」があれば、１つの感動を呼ぶストーリーを描けると思う。