こども×まち×いなかプロジェクト

 NPOこどもアート主催で、11月3日南山城村にて子供向けの交流イベントが開催され、私も家族で参加しました。目的は、同じ価値観や悩みを抱える都市と田舎の子育て世代どおしの交流を図ることにより、家族間のつながりが生まれることを期待して実施されたものです。イベント自体もさることながら、イベント準備段階での受け入れ側の集落と参加する側の子育て系NPOとの間で数回打合せを行っており、イベント当日はお互い楽しく交流することができていたと思います。はれプロは南山城村を活動主体に考えており、今回のイベントの場所の推薦と現地での初回打合せに協力しました。

 今回のイベントを通じて気付いたことは、田舎でも子供が減少したため住民が集まる機会が減っているということです。子供たちも遠くの学校まで各個人の車で送迎しているため、まとまって外で遊ぶ機会がないそうです。そうなると、自然と親同士の交流も途絶え、まして上の世代との交流がうまれる余地は皆無です。今回のイベントでは、地元の年長者の方々にも数多く手伝っていただいたことで、田舎の子育て世代とその親世代との交流もできたと喜んでおられました。

 田舎においても都市同様に付き合いがなくなりつつあるという現実に改めて気付かされました。あらゆる地域づくりの要諦は人と人との結びつき。これを如何に自然な形で構築し、ゆるやかなネットワークを形成できるかを、このプロジェクトのまとめでは考察してみたい。

 

 

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