第2回東日本大震災追悼の集いin常念寺

 3月11日東日本大震災から2年が経ちました。一向に進まない東北の復興、先の見えない原発処理、そして結局何も変わらなかった日本社会。被災された方々の悲しみや苦しみは到底知る由もないところですが、尊い犠牲から得られたものがあるとすれば、それは日本中に芽生えた善意の心のつながりではないでしょうか。

 私も、震災直後、数日間はずっとテレビ、インターネット、SNSと、あらゆる情報網から、膨大な情報を脈絡もなくキャッチし続けていました。そうした時に出会ったのが『日本創生有志の会』で、東北の子供たちに笑顔を取り戻すという主旨で活動しており、万華鏡づくりの藤尾さんやらくがきマンこと胡内さんらの活動を中心に東北の子供たちと触れ合い、お茶のおもてなしやぬいぐるみのプレゼントなどを行ってきた任意団体です。

 そして、この常念寺のご住職も有志の会の主旨に賛同したメンバーの一人で、ご自身のお寺を宗派を超えて参集する場所として提供してくださった。横殴りの激しい雨が降る悪天候でしたが、今年も追悼の祈りを捧げることができた。

 冒頭に書いたとおり、震災により生み出された御縁をこれからも大切にしていくため、4月からご住職の奥さんと一緒に新しい企画を立ち上げることになった。内容は命への感謝の気持ちを育むため、ここ常念寺で季節料理をつくるなどして、食文化を伝えていきたいと考えている。

 

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